皮膚科

皮膚科

外来診療

概要

皮膚と粘膜(口腔、陰部等)に生じる病気やトラブルを診るとともに、皮膚の症状は体の表面に現れた内臓の叫びであるということを念頭におき、より深く病気の根源を探ることが重要と考えて診療にあたっています。

病診連携を進めており、症状の落ち着いた患者さんは地域の先生方に治療をお願いしています。2015年度の外来患者数は6,378人、一日平均26人でした。

検査

薬疹、湿疹皮膚炎群、光線過敏症、金属アレルギーなどのアレルギー性疾患に対しては原因検索のためスクラッチテスト、プリックテスト、パッチテスト、光パッチテストなどの皮膚テストを積極的に行っています。

パッチテストの判定は原則として48時間後と72時間後の2回(可能ならば7日後に3回目)行っています。そのため施行日とあわせて3~4回受診していただく必要があります。外来の場合は月曜日(判定日は水、木曜日)または火曜日(判定日は木、金曜日)にパッチテストを行っています。

スクラッチテスト、プリックテストなどの即時型反応に関しては随時行っています。

紫外線治療

乾癬、類乾癬、菌状息肉症、アトピー性皮膚炎、痒疹、掌蹠膿疱症、白斑などに対して、narrow band UVBやUVA1を用いた紫外線治療を積極的に行っています。また、PUVA療法を行う場合もあります。対象となる疾患は尋常性乾癬、掌蹠膿庖症、尋常性白斑、アトピー性皮膚炎などです。

冷凍凝固術

マイナス196℃にも達する超低温の液体窒素を綿棒などに染み込ませ、ウイルスに冒されている患部を急激に冷やす(低温やけど)ことで皮膚表面の異常組織を壊死させます。すると、壊死した異常組織の下の皮膚が細胞分裂をはじめるため、新たな皮膚が再生してきます。

このように、凍結と融解を繰り返すことで基底細胞(表皮の一番奥にある層)に感染しているウイルス(つまり〝イボ〟の芯)を徐々に上へ押し上げ〝イボ〟の原因を絶つことから「凍結療法」とも呼ばれています。

多汗症治療

多汗症には、イオントフォレーシス治療法を施行します。汗の多い手のひら、足のうらを水道水の入った容器の中に浸し、10~20mAの直流電流を流す方法です。手のひらを主な治療部位にする場合は手のひらを陽極にし、足のうらを陰極にします。電極の上にスポンジを乗せ、手のひらを密着させ手足が水に沈んでしまわない程度に水道水を入れます。1回30分の通電を8~12回行うと汗の量が減ってきます。治療効果を維持するためにはその後も1週間に1~2回行ったほうが良いでしょう。

入院診療

皮膚科で入院治療を必要とする患者さんはあまり多くありませんが、必要な場合にはいつでも対応しております。

2014年度疾病別退院患者統計

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