救急部

救急部

ドクターカー

当院では、救急車型ドクターカーと乗用車型ドクターカー(ラピッドレスポンスカー)の2種類を配備しています。

ドクターカーは、消防(救急隊)から要請を受けて出動します。重症患者が救急車で搬送されるのを待つのではなく、医療チームがドクターカーで出動することで、救命率向上や後遺症軽減が期待されます。

ドクターカーの本格運用を開始した平成27年度は、出動実績239件と当初の予想を大きく上回り、必要性の高さを実感しました。

当院は2台のドクターカーを駆使して、地域の救急医療にますます貢献できるよう取り組んでいきます。


実績

ドクターカー出動件数(PDF) ドクターカー要請元機関別件数(PDF) 2015年度救急外来患者数統計(PDF)

機能・特徴

救急外来・手術室・ICU・救命救急病棟を一体的に配置し、万全の体制で診療にあたっています。

救急外来処置室
ハイブリッド手術室
ICU
救命救急病棟

ヘリポート

災害時や山間僻地で重症患者発生時には、へリコプターで搬送された患者さまの受け入れ拠点病院として活躍します。当院はドクターヘリで運ばれる患者さまの3割を受け入れています。

連携

救急患者の治療を円滑に行うため、関係医療機関、消防組織と緊密な連携の構築に努めています。県内の病院、診療所の先生方との交流の場として、合同カンファランス、講演会、各種研究会、心肺蘇生法講習会などを開催しています。また、救急隊とは事例検討会、救急救命士の現場活動への指示や助言、消防組織・徳島県・救急医等からなるメディカルコントロール体制への積極的な参加により、病院前救護体制の充実に向け活動してきました。今後も心肺停止患者の救命と社会復帰率向上のために、救急救命士の気管挿管実施をサポートし、末梢静脈路確保、アドレナリン投与等の特定行為を援助してゆきます。

災害救護

当院は地域災害医療センターに指定されています。東日本大震災のような大規模災害時には傷病者救助を使命として日本赤十字救護班の編成と同時に発災直後に災害現場で医療活動を行うDMAT(災害派遣医療チーム)を編成し、災害の超急性期から急性期また慢性期の心のケアまで災害現場における傷病者救助を図っています。(写真:東日本大震災DMAT出動)

小児救急医療

小児救急医療拠点病院に指定されている当院では、小児科医2交代勤務により24時間365日対応しています。

小児科のページ

沿革

1969年
12月
救急病院として告示される
1984年
9月
第一回救急医療功労者県知事表彰受賞
1985年
9月
救急医療功労者厚生大臣表彰受賞
1993年
4月
徳島県南部医療圏における救命救急センターに指定される
1996年
10月
徳島県地域災害医療センターに指定される
1998年
10月
救急部新設
2002年
4月
救命救急センターが国の指定となる
 
4月
小児救急医療拠点病院に指定される
2008年
8月
徳島県医師同乗救急ヘリコプターの搭乗医師の確保業務を受託(基幹病院)
2009年
5月
日本医療機能評価機構による付加機能「救急医療機能」の認定病院となる
 
6月
高度救命救急センターに指定される(四国初、全国で22番目)
2012年
2月
へき地医療拠点病院に認定される
 
9月
救急医療功労者県知事表彰受賞
2013年
9月
救急医療功労者厚生労働大臣表彰受賞
2015年
4月
ドクターカー本格運用開始
2016年
6月
ラピッドレスポンスカー運用開始

高度救命救急センターとしてさらなる充実を

 東日本大震災から5年を経た本年4月より、三宅・前センター長から高度救命救急センター長を引き継ぐことになりました。就任して間もない4月14日、16日に熊本地震が起こり、当院としても発災直後から傷病者救助を使命として日本赤十字医療救護班、DMAT(災害派遣医療チーム)を、亜急性期にはこころのケア班を編成し、熊本への支援を行いました。

 当院は災害拠点病院であり、平成21年6月16日に厚生労働省より全国22番目、四国初の高度救命救急センターに指定されました。平成28年6月現在、救命救急センターは全国で283施設、高度救命救急センターは36施設あり(中四国で6施設)、救命救急センターとしての救急患者様の治療に加え、重度熱傷患者、急性薬物中毒患者等の治療が求められます。

 平成27年4月からはドクターカーの本格運用を開始しました。これは今まで県内の病院、診療所の先生方からの救急要請、重症患者対応に使用していた救急車(モービルICU)を、消防からの要請にも応えられるようにしたもので、初年度は239件の出動がありました。本年6月からは乗用車(SUV)タイプのラピッドレスポンスカーを導入し、主に消防との救急搬送連携に威力を発揮しています。ドクターヘリの救急搬送も積極的に受け入れ、今後も当院は救急診療体制、病院前救護体制の更なる充実を図っていきます。

 徳島赤十字病院では、救急患者の社会復帰を全力で支援することを基本理念に、救急部、集中治療科部を核としたすべての診療科の力を結集し、三次救命救急センターとして県内全域からの救急患者の治療に力を注いでいます。

 治療のみならず、救急患者の治療を円滑に行うため、関係医療機関、消防組織と緊密な連携の構築に努めています。県内の病院、診療所の先生方との交流の場として、合同カンファレンス、講演会、各種研究会、心肺蘇生法講習会(徳島県医師会ICLSコース)などを開催しています。また、救急隊とは事例検討会、救急救命士の現場活動への指示や助言、消防組織、徳島県、救急医、医師会等からなるメディカルコントロール体制への積極的な参加により、病院前救護体制の充実に向け活動してきました。今後も心肺停止患者の救命と社会復帰率向上、重症患者への対応のために、救急救命士の気管挿管実施をサポートし、末梢静脈路確保、アドレナリン投与、低血糖患者へのブドウ糖投与などを援助してゆきます。

 今後も『防ぎえた死』をなくすため、病院前救護から救急外来、院内の診療体制、手術室との連携による即時手術体制、放射線科医による緊急動脈塞栓術での止血処置、集中治療室での集学的治療など緊急診療体制の充実を目指して参ります。

理念・基本方針・原則

理念

わたくしたちは、救急患者さまの社会復帰を全力で支援します。

基本方針

  1. 医療機関、救急組織との緊密な連携を創ります。
  2. 緊急診察システムを確立します。
  3. 心肺停止患者さまの救命、社会復帰を支援します。
  4. "防ぎえた死"をなくします。
  5. 災害救助を使命とします。

原則

  1. 話を聴く。
  2. 全体をつかむ。
  3. 確実に伝える。
  4. システムを創る。
  5. チームとして行動する。

運用要領

運営の目的

徳島赤十字病院高度救命救急センター(以下「救命救急センター」とする)は、第三次救急医療施設として、徳島県南部Ⅰ医療圏はもとより、県下全域及び近隣県からの重篤救急患者並びに、1次・2次救急医療施設からの転送重篤患者を収容し、高度で質の高い医療により救命することを目的とする。また、地域のメディカルコントロール体制の中核を担うとともに、関係者の知識、技能の向上をはかるための研修や実習を実施し、救命率の向上を目指すものである。

運営体制

救命救急センターは、24時間の運用体制を堅持し、感染症法等関係各法に抵触しない限り、原則的に救急患者は全て受け入れる。また、応需体制として常に空床を確保するよう努める。

許可病床

病床は34床、うちICUとして13床を運用する。

教育研修

救命救急センターは運営目的の達成のため、医師、看護師、救急救命士、その他コメディカル等の医療従事者に対し教育研修を実施するとともに、救急法(心肺蘇生法)等を広く一般に普及するよう協力し、また、その機会を提供する。

臓器提供施設

救命救急センターは当該機能の一部として臓器提供施設としての役割を担う。

組織体制

組織

組織は救命救急センターを置き、救急部を配置する。救急部の下に救急課を配置し、事務全般を担当する。

管理体制

統括責任者として高度救命救急センター長(以下センター長)を置き、センター長は院長が指名した副院長があたる。センター長の統括下に救急部長を置き、救命救急センター業務を整理する。看護部門は救急外来、ICU・救命病棟、手術室に看護師長を置き、救命救急センターの看護業務を整理する(平成24年度から福田靖救急部長がセンター長にあたり、郷副院長が補佐する)。看護部は救急外来、ICU・救命病棟、手術室に看護師長を置き、救命救急センターの看護業務を整理する。医師並びに看護師、事務職員は専任を置き、応援体制としてその他の医師及び看護師、医療従事者は兼任で業務にあたる。勤務体制は徳島赤十字病院処務規程に定める。

運営委員会

救命救急センターの円滑な運営のため「救急治療運営委員会」を設置する。救急治療運営委員会規程は別に定める。また、地域の救急機関や医療機関の関係者が参加する、症例検討会や連絡協議会を開催し、メディカルコントロール体制の向上をはかる。

関連リンク

小松島市休日・夜間当番医(外部サイト) 休日夜間救急医療情報(外部サイト) 救急のご案内 専攻医募集要項 救急・時間外患者様紹介手順