検査部

検査部

検査部概要

 検査部は検体部門(生化学、一般検査、免疫血清、血液、輸血、微生物)、生理機能部門(心電図、脳波、呼吸、神経、超音波)と外来検査室(採血、一般検査、心電図)で構成されています。緊急検査では幅広い項目を24時間365日受け入れています。

第三者評価の歩み

  • 2001年10月:米国臨床病理学会が運営するCAP(College of American Pathologists)の認定を取得する。
  • 2005年09月:日本で最初のISO15189(臨床検査領域における国際規格)の認定を取得する。
  • 2007年01月:ISO15189微生物部門の拡大。認定を取得する。
  • 2009年09月:ISO15189登録更新
  • 2013年09月:ISO15189登録更新中止

検査部品質方針

基本方針

私たちは、臨床検査を通じて地域の医療に貢献します。

品質方針

  1. 正しい知識と技術で、患者様にとって最善の検査を行います。
  2. 常に向上心を持って、高レベルな診療支援を行います。
  3. 今ここでしかできない仕事を考えます。
  4. 良好な伝統を守り、検査の品質維持に努めます。
  5. チーム医療への参画を通じ、個々の患者様に最適な医療を提供できるように努めます。

患者様へ

 検査部は病院棟・外来棟の2ヶ所に分かれています。外来患者様の流れは、外来棟で検査の受付を行った後、採血・尿・心電図などの検査をしていただきます。血液検査はエアシューターによって入院棟へ運ばれ、そこで検査オーダー内容に振り分けられ、各検査が行なわれます

  また心電図等のいわゆる生理機能検査については、入院棟に移動していただかなければならない検査も多々あります。外来棟から入院棟へは少し距離がありますので足のご不自由な方、気分のすぐれない方はご遠慮なくおっしゃって下さい。車椅子のご用意をさせていただきます

 また採血の痛みを軽減出来るよう日々、努力をしておりますが、気分不良や採血部位の腫れや痛みが続く時はなるべく早くお伝え下さい。

業務内容

業務は大きく分けて検体検査部門と生理機能部門に分かれています。

検体検査部門

一般・血液・生化学・免疫血清・輸血・細菌など7部門に分かれ、検査を行なっています。

種類 説明
一般検査 尿・髄液・腹水・胸液・便検査などを行なっています。尿検査では尿の成分を見ることによって腎臓・尿路疾患以外にも各臓器の機能を知ることが出来ます。便の潜血検査は消化器(胃・大腸など)からの出血を調べる検査で痛みを伴わずもっとも簡便です。
血液検査 貧血の有無や各種内服薬のモニタリングに必要な検査を行なっています。生化学検査:肝機能検査・脂質検査・血糖検査・HbA1Cなど成人病健診やメタボ健診でおなじみの検査を行なっています。
免疫血清検査 腫瘍マーカーや感染症の検査を行なっています。インフルエンザやRSウィルスなど各種の迅速検査を行い、救急の患者様の診断にすばやく対応出来るようにしています。
輸血検査 血液型検査や輸血を必要とされる患者様の交差適合試験を迅速に行い、安全で安心な輸血をモットーとしています。
細菌検査 感染症の診断・治療や院内感染の防止などに不可欠な検査であり、迅速な結果報告に努めています。

生理機能部門

心電図・ABI・肺機能・脳波・ホルター心電図・エコー関連検査など、幅広く検査を行なっています。

種類 説明 所要時間
心電図 心筋梗塞・狭心症など心臓に関わる病気の予防や治療に役立ちます。 3分
ABI 動脈硬化度を調べることにより、メタボリックシンドロームの予防や発見ができ、また血管のつまりもわかります。 5~10分
肺機能 肺活量を調べることで肺の大きさがわかります。またいろいろな呼吸をすることによって肺の詳しい働きを調べることも可能です。 10~30分
脳波 脳から出る微弱な電気信号を波形に現すことにより大脳の働きを調べます。 30~60分
ホルター心電図 24時間心電図を記録し続けることにより、睡眠中や自覚症状のない時でも心臓の変化をみることが出来ます。外部の病院からの解析依頼も受けています。 24時間
トレッドミル 胸部に心電図の電極をつけたまま、ローラーの上を歩いて運動中、及び運動後の心電図の変化をみます。 30分
心臓エコー 胸部にゼリーを塗って超音波をあてて検査をします。心臓の動きや大きさ、弁膜症があるかなどの観察をします。人によって見え方が違うため検査時間は異なります。 15~30分
頚動脈エコー 肩から首にかけて脳に向かう血管を観察し、血管のつまりの有無を検査します。 20~30分
下肢エコー 腹部から足先までの血管のつまりや静脈瘤などを観察します。 20~40分
SPP 足首から下に小さな血圧計を巻き、皮膚かん流圧を測定します。 30分
その他 睡眠時無呼吸検査・筋電図検査・神経伝道速度検査・サーモグラフィ検査など生理学的検査を幅広く実施しています。

取り組み

  • 『”踊る血管”阿波踊り健診』『”歩く血管”おへんろ健診』が始まり、ホルター心電図をつけたまま阿波踊りや歩きへんろに参加し、楽しみながら長時間の心電図検査をすることも可能となりました。
  • 2010年度より朝8:10から採血・心電図等の検査を導入して、診察時には検査データが出揃うことを目標としています。採血は『採血ガイドライン』2011年度版に則って行い、研修医にも指導しています。
  • 院内感染防止対策委員会、感染対策チームの一員として院内の感染予防、対策等に参加しています。
  • 栄養サポートチームの一員として週3回、病棟でのラウンド(回診)に参加しています。
  • 治験業務の一員として、採血などに携わっています。

スタッフ構成(病理診断科 技師含)

  • 医師:1名
  • 検査技師:34名
  • 事務員:5名

各種認定技師

  • 緊急臨床検査士:3名
  • 二級臨床検査士:血液学3名/循環生理学2名/免疫血清学1名/病理学1名
  • 認定輸血検査技師:1名
  • 認定血液検査技師:1名
  • 認定骨髄検査技師:1名
  • 細胞検査士:4名
  • 認定超音波検査士:循環器領域10名/血管領域7名
  • 認定血管診療技師:4名
  • 認定心電検査技師:3名
  • 心臓リハビリ指導士:2名
  • 医療情報技師:1名
  • 健康食品管理士:4名
  • 遺伝子分析科学認定士(初級):1名
  • 救急検査認定技師:1名