薬剤部

業務内容

製剤

 湿性製剤室、無菌室で製剤業務を行っています。消毒などの一般製剤や、必要に応じて特殊製剤を作成しています。

 一般製剤は使用現場の意見を取り入れて、使用状況に沿って期限内に使いきれるように気をつけて作成しています。また、取り間違えのないようにキャップの色、テープの色で区別するように工夫しています。請求時には必要量が払い出せるように、50ml、100mlと少ない量の製剤も作成し対応しています。膀胱出血時に使用する1%硝酸銀は効果もありよく作成する製剤ですが、使用しやすいように1回使用量の60mlで作成しています。染色用の1%ピオクタニン液や1%パテントブルー注射液はバイアルに充填して作成しています。

 特殊製剤は医師の要請により作成します。心臓血管手術時に使用するリファンピシン液や皮膚科で使用するモーズ軟膏、耳鼻科MRSAに使用するブロー氏液などがあります。

 また、当院は高度救命救急センターに指定されており、重度熱傷、急性薬物中毒の治療が求められています。これら非常時に対応できるよう製剤も作成し準備しています。フッ化水素による化学熱傷に対しては、院内製剤マニュアルに沿って2.5%グルコン酸カルシウムゼリーを、シアン中毒に対しては3%亜硝酸ナトリウム注射剤を作成し常備しています。

 薬剤師の業務が変わっていく中で、当院における製剤業務は減少していますが、薬剤師としての特性を生かした製剤という業務を行うことは大切であり、医師の要請にも可能な限り答え作成しています。