薬剤部

チーム医療

外来化学療法

 当院の外来化学療法室にはベッドが8床、チェアーが1台あります。患者さんに安心して快適に治療していただけるよう、外来化学療法室スタッフが関わっています。

 毎朝、患者さんが来院するまでに薬剤師、看護師間でミニミーテイングを行っています。ここでは患者さんの情報を共有し、患者さんが自宅で困っていることはないか、それぞれの専門性を持って解決できることは何かなどを話しあっています。

 点滴が開始されますと、前回の治療から今日までの患者さんの声に耳を傾けます。抗がん剤治療には様々な副作用があります。症状としては、ムカムカして食事が取れない、下痢をする、口内炎があるなどがあります。外来化学療法室の薬剤師は患者さんの症状について様々な角度から情報を得、専門的にアセスメントし、次の治療で患者さんが自宅で困ることがないよう薬剤の飲む方法や飲み始めるタイミングについてお話させていただきます。

  また、がんの場合、治療開始時から痛みを伴う場合があります。痛みは、食欲低下や気分の沈み込み、不眠などにつながり、患者さんのQOLを損なう可能性があります。痛みは薬剤で緩和することが可能です。薬剤師は抗がん剤の副作用の確認だけでなく、患者さんが困っている痛みを含む全ての症状について確認し、必要な薬剤を医師、看護師とともに検討しています。

 さらに、外来で抗がん剤治療をしている患者さんの症例検討を1週間に1回行っています。ここでは、多職種が患者さんの情報を共有するだけでなく、それぞれの専門の視点から患者さんに必要なことは何か検討しています。薬剤師は、患者さんの食事や水分の摂取状況、副作用の程度、肝臓や腎臓の機能を把握した中で、最適な投与量を提案しています。

 私たち薬剤師は、患者さんに安心して治療を継続していただけるよう、薬の専門家として関わっています。

外来化学療法の診療科割合 延べ2479件/年(2011年度)