研修医のページ

みなさまへ

 私達は全職員で独自の“徳島赤十字病院の文化”を作ろうとしています。それは種々の面で患者さんを始め全ての人に対するhospitality(思いやり)を醸造するものです。初期臨床研修もその重要な一環としてとらえています。この2年間は基本的な医療技術、技能を身につけることは云うまでもありませんが、それに加え医師としてhospitalityを持つ心を会得する期間でもあります。私達全ての職員は皆さんがこうした医師に成長できるよう指導、応援します。

 当院はほぼ全ての診療科を有し、405床、医師数約130人の病院です。この規模の病院が各学年12人程度の研修医を育てるには最も適していると自負しています。それは各研修医に全ての職員の目が届き、各診療科の垣根が低く、研修医の希望がほぼ全て反映できるからです。私達は皆さんに診療業務を押しつけることはしません。必ず研修のための診療、研究を行ってもらいます。また、高度救命救急センタ-を併設し、研修にとって最も重要である診断と治療を同時に瞬時に行うべき救急患者が多数来院します。このことは研修環境として秀でていると思います。

 研修医は独立した研修医室で、“自治的”に種々のことを行い、非常に高い結束力を持っています。また、専任の事務職員が研修生活を援助しています。このため現在まで精神的サポ-トを必要とした研修医はいません。

 皆さんがこの明確な目標と優れた研修環境の下で豊富な研修の果実を手にすることを期待しています。

 当院の診療科は、総合診療、循環器、消化器、脳・神経、代謝・内分泌など、内科・外科一体となった機能的な研修体制をとっています。救命救急センターは軽症から最重症まですべての患者さんを受け入れる北米型のシステムで、救急搬送数は年間約5000件です。

 当院で勤務経験のあるドクターが口を揃えておっしゃることがあります。それは、診療科の垣根が低く各専門科へのコンサルテーションが容易であること、そして、看護師をはじめすべてのメディカルスタッフの志気が高く非常に仕事がやりやすいことです。救急研修では、このような専門家集団に守られながら、数多くの症例を経験できます。必修科目に加えて、IVRや心エコー、内視鏡などの手技に特化した選択科目や、病理、災害医療救護などユニークな研修を自由に選択することができます。

 徳島赤十字病院での研修を通じて、ご自身の成長を実感していただけるよう、私たちは精一杯応援いたします。