メッセージコーナー|徳島赤十字病院
メッセージコーナー

がん化学療法患者を多角的にサポート

がん化学療法看護認定看護師 西 千晶

 がんは、日本で1981年より死因の第一位で、生涯のうちに約2人に1人ががんに罹患すると推計されています。私は手術室勤務時に、消化器がん患者の手術介助に携わり、切除された多くのがんを目の当たりにしてきました。その後異動した消化器外科病棟では、様々な病期で化学療法を受ける患者さんが多くいることを知りました。化学療法は患者さん自身が主体的に治療を選択し取り組む必要があります。化学療法を受ける患者さんの不安な想いを聴く機会が何度もあり、前向きに治療に取り組もうとする患者さんに対し、自身の化学療法に関する知識不足や技術の未熟さを何とかしたいと感じたことが勉強するきっかけになりました。

  当院は地域がん診療連携拠点病院の指定を受けています。当院の多職種によるチーム医療をさらに強化するために、組織横断的な活動を通じてチームの教育やコンサルテーションを行っていきたいと考えています。また、がん化学療法を受ける患者さんの想いに寄り添い、治療選択における意思決定のサポートや副作用に対するセルフケア支援など、安全で安楽に治療を受けられるようサポートするとともに、常に知識をアップデートし、継続的な学習を心がけていきたいと思っています。

西 千晶