メッセージコーナー|徳島赤十字病院
メッセージコーナー

手術室看護師にしかできない「自己効力感」を高める看護

手術看護認定看護師 中川 昭美

 私が手術看護認定看護師を目指したのは、ある研修で「手術室看護師でしかできない看護がある」という講師の言葉に感銘をうけ、手術室看護師である自分が実践できる最良の看護をしたいという思いがあったからです。

 一般に手術看護というと、手術室の中だけの看護と思われがちですが、手術決定から回復期の周手術期(術前・術中・術後)を通しての看護ケアを指します。私が目指す「手術室看護師でしかできない看護」とは、人生の中で大きな決断である手術を決意した患者さんの自己効力感を高める指導やかかわりだと思っています。

  手術に臨む患者さんの心理は、手術、麻酔、術後の痛みや合併症に対する様々な不安が大きいと考えます。「自己効力感」を高めるには、患者さんやご家族の心理的不安を軽減することが重要です。

 2017年に手術看護認定看護師の資格を得ました。その知識を活かし、予防的指導や手術によるリスクを最小限にするアセスメントを術前から行うことや、患者さんが手術を選択した時から退院するまでタイムリーにかかわるなど、手術中の看護や回復期まで支援できる看護ケアを提供し、患者さんの「自己効力感」を高められるよう取り組んでいきます。

中川 昭美