メッセージコーナー

県内で3人目 がん看護の専門看護師

がん看護専門看護師 町田 美佳

 「患者さんの苦痛を軽減する」ことを大切に、がんにかかわらず色々な部署を経験してきました。大学院では、がん看護に関する知識ばかりでなく、これまでの臨床経験をリフレクションすることで課題を見出し、今後の解決方法を思考していく方法を学びました。事例について、施設や経験が異なる同級生とディスカッションすることにより、全く別の見方があることを発見し、自分の中に取り入れていくという体験は、看護実践する上での基盤となっています。

 2012年にがん看護専門看護師の資格を取った後、現在も県内のがん看護専門看護師仲間らと事例検討会を続けています。他施設の認定看護師や専門看護師とのネットワークができて、がん看護に関する情報交換や、がん看護に関する研修会の協働開催なども行っています。

 現在は緩和ケア専従看護師として活動しています。患者さんの価値観や人生を理解して尊重することを大切にして、「苦痛に早期に気付き、対応する」という早期からの緩和ケアの推進を実践し、QOL(生活の質)の視点に立った水準の高い看護を提供していきたいと考えています。

 患者様やご家族にがん看護を提供していく中で、改めて気が付いたことは、私が行っている看護実践は、当院看護部の理念そのものであるということです。

 私達は、

  • 常に新しい情報を取り入れ正しい知識と確かな技術を提供します
  • 患者様を取りまく、あらゆる苦痛を敏感に感じ早期に取り除く努力をします
  • 患者様ひとりひとりの言葉に、耳を傾けます
  • 患者様の立場にたって、常に笑顔で接します
  • ご家族の思いを大切にします

 この5つを実践しながら、患者様の人生にとって何が大切なのかを知って、できる限り患者様の思いが尊重できるような方向で、患者様とご家族を支援していきたいと思っています。