〒773-8502
徳島県小松島市小松島町字井利ノ口103番
電話番号:0885-32-2555(代)
FAX番号:0885-32-6350
駐車場利用は、原則24時間以内に限らせていただきます。入院患者さまご自身の駐車はご遠慮ください。やむを得ない事情により駐車される場合は、1日につき1,000円の駐車料金をいただきます。またご家族であっても、入退院時の送迎や手術日当日、当院からの要請でお越しいただいた場合を除き、有料となっています。ご協力をお願いします。
*1:外来棟2階「外来総合案内」「A・Bブロック受付」で駐車券をご提示ください
*2:病棟スタッフに駐車券をご提示ください
無人管理となっていますので、ご質問等ありましたら外来棟2階「外来総合案内」までお声かけください。
南小松島駅より徒歩約10分
JR四国
「日赤病院前」または「日赤病院玄関前」下車すぐ
とくしまバスNavi
泌尿器科は、尿路(腎臓・尿管・膀胱・尿道)、男性生殖器(前立腺・精巣・陰茎)、その周辺臓器(副腎・精巣上体など)の病気を治療する診療科です。当科で治療している代表的な病気は、腫瘍、尿路結石、前立腺肥大症です。主な治療法は、腹腔鏡や内視鏡を用いた手術療法です。その他、精索静脈瘤に対する顕微鏡手術や尿道狭窄に対する尿道形成術(anastomotic urethroplasty)など、専門的な手術も行っています。また、当院は救命救急センターの備わった急性期病院であるため、泌尿器科救急疾患の診療数も多いです。患者さん一人ひとりにとっての最適な治療法を常に考え、その治療において最善を尽くす姿勢で診療を行っています。
腎結石や尿管結石に対してホルミウムレーザーと高画質で操作性に優れた軟性尿管鏡を使用した経尿道的尿路結石砕石術(TUL)を積極的に施行しています(図1)。腎結石に対する経皮的腎砕石術(PNL)や膀胱結石に対する経尿道的レーザー砕石術も行っています。
腎がん、腎盂がん、尿管がん、前立腺がんなどの悪性腫瘍に対して鏡視下(腹腔鏡)手術による治療を行っています。腎がん、尿路上皮がん(腎盂がん、尿管がん、膀胱がん)、前立腺がんでは、ロボット支援手術も行っています(図2)。また、副腎腫瘍(原発性アルドステロン症、クッシング症候群、褐色細胞腫)、腎盂尿管移行部狭窄症、後腹膜腫瘍、尿膜管遺残などに対する鏡視下(腹腔鏡)手術も行っています。
ホルミウムレーザーを使用し、肥大した腺腫をくり抜くように切り取る経尿道的前立腺レーザー核出術(HoLEP)を行っています(図3)。HoLEPは尿閉などの排尿障害を改善する効果が高い治療法です。前立腺肥大症の手術は、電気メスからレーザーを使用した方法に移行しており、当院では2014年からHoLEPを行っています。
表在性の膀胱がんに対して経尿道的膀胱腫瘍切除術(TURBT)を行っています。TURBTでは生理食塩水を灌流液に用いるTURis(TUR in saline)システムを採用しています。浸潤性の膀胱がんに対して、ロボット支援腹腔鏡下膀胱全摘除術を行っています。
前立腺生検は、癌を見つけたり、癌の種類を調べたりするための検査です。通常、前立腺癌の腫瘍マーカーであるPSA(前立腺特異抗原)の値が高い場合や直腸診で前立腺に異常がある場合などに前立腺生検が行われます。当院では前立腺生検の精度を高めるため、生検前に3.0テスラMRI検査を行うようにしています(図4)。前立腺生検は、麻酔科医による麻酔のもと超音波ガイド下に経会陰式で行っています(1泊2日入院)。 2023年よりMRI超音波融合画像による前立腺生検も行っています。
腎外傷、腎膿瘍、急性閉塞性腎盂腎炎、腎後性腎不全(閉塞性腎不全)、尿路出血、膀胱破裂、尿道損傷、急性陰嚢症(精索捻転)(図5)、陰茎折症などの泌尿器科救急疾患に対して緊急手術を行っています。
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