臨床研修看護師フォローアップ研修・令和6年度新人看護師公開研修を実施しました

8月14日、臨床研修看護師フォローアップ研修・令和6年度新人看護師公開研修を開催しました。午前は「内視鏡看護」「精神看護」「輸血の取り扱い」についての研修を実施しました。「内視鏡看護」では、内視鏡センター古林看護師より、内視鏡検査や治療の看護・目的・特徴・当日の流れ・使用薬剤等についてご講義いただきました。また、実際の内視鏡に触れることもできました。「精神看護」では、藤田精神看護専門看護師から、「看護におけるレジリエンス」について、ご講義いただきました。「レジリエンス」とは、深刻なストレスを受けても心理的な傷つきから立ち直り、前向きに希望を持ち続けることができる人の特徴のことを言います。研修の中で、レジリエンスを高める方法や現場でどう活かすかについて学ぶことができました。「輸血の取り扱い」では、大和輸血学会認定看護師より、輸血療法の目的や準備から投与後までの手順や注意点についてご講義いただきました。午後は「創傷管理・ストーマケア」「抗がん薬の取り扱い」についての研修を受講しました。「創傷処置・ストーマケア」は、令和6年度の新人看護師公開研修でもあります。当院の臨床研修看護師に加え、院外より2名の新人看護師の参加がありました。土内皮膚・排泄ケア認定看護師より、皮膚の解剖や創傷治癒過程、創傷管理、ドレッシング材等についてご講義いただきました。また、人工肛門（ストーマ）のケアについて、実際の装具を用いて交換する方法を学びました。「抗がん薬の取り扱い」では、武市がん化学療法看護認定看護師より、がん薬物療法を安全に投与するために看護師が理解しておくべき基礎知識や投与管理時の注意についてご講義いただき、実際に使用する点滴セットについても触れながら学ぶことができました。