〒773-8502
徳島県小松島市小松島町字井利ノ口103番
電話番号:0885-32-2555(代)
FAX番号:0885-32-6350
駐車場利用は、原則24時間以内に限らせていただきます。入院患者さまご自身の駐車はご遠慮ください。やむを得ない事情により駐車される場合は、1日につき1,000円の駐車料金をいただきます。またご家族であっても、入退院時の送迎や手術日当日、当院からの要請でお越しいただいた場合を除き、有料となっています。ご協力をお願いします。
*1:外来棟2階「外来総合案内」「A・Bブロック受付」で駐車券をご提示ください
*2:病棟スタッフに駐車券をご提示ください
無人管理となっていますので、ご質問等ありましたら外来棟2階「外来総合案内」までお声かけください。
南小松島駅より徒歩約10分
JR四国
「日赤病院前」または「日赤病院玄関前」下車すぐ
とくしまバスNavi
フィリピン保健医療支援事業
フィリピンでの生活もお陰さまで無事3カ月目を迎えました。みなさま、サラマットポ(ありがとうございます)。タガログ語では、最後に「ポ」を付けると丁寧になります。英語にも「ポ」を付けて「ハローポ」「サンキューポ」のように使えますので、フィリピンを訪れることがあれば是非使ってみてください。さて、今回は事業の一つ「給水システム」についてお伝えしたいと思います。
この事業の対象は、アグリパイ郡25村中の9村で、7村には給水システムを構築、2村にはヘルスステーションを建設しました。
私達が事業地を訪れる目的の一つは、工事のモニタリングや評価です。事業担当者や工事関係者とともに、現場に向かいます。難なく車で行ける村もあれば、トラックの荷台に乗り換えて川を渡り、さらに山道を登らなければ辿り着けない村もあります。
皆が汗だくになりながら辿り着いたある村では、炎天下の中、工事の多くが手作業で行われていました。板に打ち付けた数本の釘の間に鉄棒を挟み、その鉄棒てこを梃子の原理で曲げています。
次にそこを訪れた時、その鉄棒は給水タンクの一部として使われていて、この工事の出来上がりは本当にみんなの汗と涙の結晶だなと思いました。完成した給水タンクには山の湧水がためられ、タンクに繋げた長いパイプを伝って家の近くまで流れていきます。
また、違う村にはポンプで水を汲みあげる「深井戸」を構築しました。蛇口をひねればきれいな水がでる私達の暮らしとは大きく異なり、このシステムがなければ、村人は水を得ることさえもが重労働となっていました。この給水システムの活用により、村人の生活環境の改善と、更には水に起因する疾患が減ることを願います。
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