移植医療

徳島赤十字病院では、徳島県の委託を受けて徳島県臓器移植コーディネーターを配置しています。都道府県臓器移植コーディネーターは、各県に1名以上任命されており、全国では約60名が臓器バンクや医療施設に配属されています。

臓器移植は病気や事故で臓器が機能しなくなった人に、第三者の健康な臓器を移植して健康を回復させる医療で、大きくは下記の2通りです。

死後に「臓器を提供する」「臓器を提供しない」どちらの意思もその人にとって大切な意思です。ケガや病気で重篤な状態になった時には自分でその意思を伝えることができません。意思表示を行うとともに、家族と臓器提供について話し合う機会をもつことが大切です。

臓器提供に関する意思は、以下の方法で表示することができます。

臓器移植コーディネーターは、死後に臓器を提供してもよいという人（ドナー）やその家族の意思を尊重し、臓器の移植を受けたい人（レシピエント）に最善の方法で臓器が贈られるように橋渡しをします。実際の業務は下記の通りです。